自己破産をしたことは秘密にできるの?

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自己破産をする前に知っておきたいことの一つに、自己破産の手続きを周囲の人(家族・勤務先・友人)に秘密で行うことができるのか?ということがあります。

少なくとも自己破産をした人に対する印象や信用は良くはないからです。
なので自己破産を検討している方の多くが、自己破産を秘密にしたいと考えます。

結論から言えば自己破産は周囲の人に秘密にしておくことができる場合もあります。
しかし、あなたの状況によっては秘密にしてもバレてしまうことがあります。

自己破産を秘密にしたいなら、まずはそれがバレてしまう原因を考えることが重要です。
自己破産を含む債務整理の手続きがバレてしまう原因は大きく分けて4つあります。

まず一つめは、弁護士事務所とのやり取りを知られてしまうパターンです。
自己破産ともなると自分で手続きを行う人はほぼおらず、弁護士事務所に依頼をして
手続きを進める人がほとんどですが、この連絡が知られたくない人に知られてしまうパターンです。

弁護士事務所に自己破産のことをなるべく秘密にしておきたいと相談の段階で伝えておけば、やり取りをメールなどにして、書類や通知は自宅に届かないようにしてもらうなどの配慮をしてくれます。

ですが、ちょっとした隙にこのようなやり取りを見られてしまえば秘密にはできないでしょう。

次が、怪しい行動を勘繰られて問い詰められるパターンです。
自己破産をすると場合によっては弁護士に手続きを依頼していても裁判所からの呼び出しがある場合もありますし、準備段階で用意しなければいけない書類や資料がたくさんあります。

そういった時に裁判所で知り合いと偶然にも遭遇してしまったり、必要書類の中に、家族の同意を得なければ揃えられない書類があったりした場合に、間違いなく「なんで?」と疑問を投げかけられることがあるでしょう。

自己破産を秘密にしておきたいのであれば常にこのようなケースを想定しておいて説明できるように行動や言動に注意しておく必要があります。

3つめのパターンとして、裁判所や管財人から家族に伝えるように言われることもあります。
借金の理由が家族にある場合には、その原因を取り除くために家族に現状を伝えて協力を得る必要があります。
また、本人のギャンブルなどが借金の理由の場合、本人だけでは生活費などの管理ができないと判断され、家族の管理が必要とされることもあります。

最後が官報の記載が見つかってしまうパターンです。
自己破産をすると官報に掲載されてしまうことになりますが、これは一般の人が目を通すようなものではありませんし、コンビニで買える雑誌のようにすぐに手に入れられるものではないのでリスクとしては低いと言えます。

実際に官報を見られて自己破産がバレてしまったというケースはほとんどありません。

以上の3つが自己破産がバレてしまうパターンと考えていいでしょう。
「絶対に秘密にすることができる!」とまではいいませんが、秘密にすることは可能です。

しかし、「家族と同居している」「会社にも借金がある」というような場合など、借金の状態や生活環境によっては秘密にできる可能性は変わってくると言えます。

また誰かが意図的に自己破産をしたかどうかを調べられてしまうと簡単にわかってしまいます。

以上のことを踏まえて自己破産を秘密にして行うかどうかは自分で判断することになりますが、秘密にして進める場合には万が一バレてしまった時のリスクについてもよく考えておきましょう。

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